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患者様:「えぇっ!? キズって残るんですか?????」

Dr.室 :「???」

患者様:「・・・」

Dr.室 :「美容手術は魔法ではありませんので、
         キズアトは残りますよ。」

患者様:「どんな?」

Dr.室 :(キズアトUPの症例写真を見せながら)
         「こんな感じです。」


患者様:「・・・えっ・・・ないじゃん・・・」

Dr.室 :「いえ、ありますよ。手術して切ったところには必ずキズアトができます。
         この薄く白く見える線のところ・・・ほら。」

患者様:「あっこれ?この線ですか?・・・わかんない・・・化粧してるとまずわからないですね。」

Dr.室 :「個人差はありますが、できるだけキズアトが目立たないように気を遣っています。」

 

よくある外来での日常会話を冒頭に、手術における私自身のこだわりについて述べさせていただきます。

手外科手術風景

修練を積んだ形成外科医にとっては基本手技となる“縫合法”

形成外科医はキズアトを目立たなくなるように縫合するのが、
アタリマエ。

当然、きれいに縫おうとすればするほど肉眼での手術には限界があります。

 

私が好んで使用しているのは「HOGIES Med View ×2.5-4.0」

 

HOGIES Med View  ×2.5-4.0

↑指の手術や眼の手術でともに困難な手術を乗り越えてきた相棒(拡大鏡)です。

 

手術の内容により倍率を変えているので、肉眼で縫合するより早く正確に縫合できます。

 

美容外科で拡大鏡を使用するようになり、改めて相棒にほれぼれする私でした。


 

さてさて話を戻しますが、患者様のもっともハマリやすい落とし穴のひとつに「キズアトの認識の甘さ」があります。

美容外科での最重要事項は“望まれる結果を出す”ことにありますから、いかに正常な機能を損なうことなく患者様に満足してもらえるか 私も日々考え治療にあたっています。では、手術によって理想的な容貌・容姿が得られれば目立つキズアトがあっても患者様にご満足 いただけるのか・・・否 !!!


確かに患者様もベテランになるとキズアトについての受け入れ体勢は 整っているように思います。しかし、初めて美容外科手術を受ける方や 美的感覚の優れた方、人前で仕事をされている方にとって「キズアト」は 簡単には許容できるものではないはずです。

 

 なのに、いやなものは忘れておきたいという心理状態があるのでしょうか。 「キズアト」についてはあまり意識せずに手術を受けられているように思います。 手術を受けることで自分が望む変化を得られるのかということと同列に、 それにより新しいキズという形の犠牲が生じると考えなければなりません。 そして我々美容形成外科医も、その犠牲を最小限に抑える努力を惜しんでは いけないと考えています。

 

下の写真は鼻翼縮小術という手術において、肉眼で皮膚を縫合したものと 相棒(拡大鏡)を使用して縫合したものの対比です。どうでしょうか・・・。 キズの見え方が違いますよね!


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